初診数の増加と振り返り
開業時特有の伸び悩み
開業から4年目の中頃まで、手作りのホームページで初診の集患をおこなっていました。
十分な競合調査をした上で開業したため、1~2年目は順調と言っていい初診数でしたが、2年目が頭打ちとなり、3年目、4年目とじわじわと初診の集患が減り続けました。
その時に株式会社アローズの武藤さんと出会い、
- 競合の再調査
- ホームページリニューアルの目的設定
- コンセプトの設定
- 競合に勝てるホームページ企画の作成
- 強みを活かしたコンテンツの作成
- Google・Yahoo!の各種サービス連携の強化
等を二人三脚で行い、ホームページをリニューアルしました。
4年目⇒5年目には、1.54倍の初診数となり、開業以来の最大初診数となりました。

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競合の進出による集客危機
ホームページのリニューアル後、開業以来最高の初診数となるなど、順調に集患できていました。しかし、開業以来最高の初診数を記録した翌年、近隣で2件の動物病院が新規開業、翌々年に競合のベテラン動物病院のリニューアルオープン1件があり、環境が大きく変化しました。
結果として、初診数が開業当初の数字に戻り、再度対策を迫られます。
- AEON系列の動物病院(ペットショップ併設)が新規開業
- CTを備えた動物病院の新規開業
- ベテラン動物病院のリニューアルオープン
チラシの配布や看板のリニューアル等、できる範囲の対策は行なっていましたが、恒常的な改善につながる感触が得られませんでした。
株式会社アローズの武藤さんに相談したところ、
- 最初のリニューアルでホームページへのアクセス数は、55倍増となった
- 最初のリニューアルでホームページを閲覧しているユーザーの数は、57倍増となった
- 今度のリニューアルでは、数(アクセス数)を質(来院数)により力強く転換するべき
という提案を受けました。
前回のホームページリニューアル後、約3年ぶりに再リニューアルを行うことを決め、約3年ぶりに武藤さんと二人三脚のリニューアル作業を行いました。
予算の都合で、少し時期をおいてからスマホ対応も依頼しました。
今回のリニューアルで
- 1回のアクセスに対するお問い合わせ率が、266%改善
- お問い合せ数が15倍
- 1回のアクセスに対するページ閲覧数が、1.5倍
- 1回のアクセスに対する滞在時間が1.5倍
となったそうです。
翌年には、競合開業後に減った初診数も1.2倍に回復し、順調に進んでいると実感しています。

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病院運営へのメリット
作業コストの低下
ホームページビルダーでホームページを運営していた時は、診療内容やお知らせを自分で修正することに意義を感じていたし、病院の運営コストを減らすことにもつながっている感触もありました。
アローズさんと知り合い、様々な経験や他の医院や病院の状況を聞いてうちに、集客の安定している病院は、院長・スタッフ全員が現場で患者様と向き合うことに集中していることがわかってきました。
今思うことは、税務のことは税理士・会計士に依頼するように、WEBのことはWEBからの集客に全般的に精通している方に依頼するべきということです。
だから今は、アローズさんに休診日や画像・お知らせの修正など、患者様との直接的なコミュニケーションに関係ないすべてのホームページ関連作業をお任せしています。
WEB関連業務の一任
契約内容によるのかもしれませんが、アローズさんは、隔月1回は現状の確認と意思疎通のために打ち合わせの時間を取ってくれています。
隔月1回の打ち合わせでは、ホームページの状況や病院でのイベントの運営・告知などの確認・すり合わせ、当院とアローズさんの経験実績を元にした修正案や対策案などを話し合っています。
投稿者プロフィール

- 取締役 / Webプロデューサー
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企画・制作・運営・SEO・PPC・その他運営補助サービスを担当しています。
小さい会社なのでほとんどの案件に顔を突っ込んでいます。
現実的で裏表のない提案しかできません(汗)
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